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歯周病とは?

以前は、歯槽膿漏と言われていましたが、最近は、歯周病と言われます。歯周病は、「歯肉が腫れている」という病気です。結果的に歯を支えている骨が減ってしまいますが、骨そのものが悪くなっているわけではありません。歯の周りにプラーク(歯垢と同じ意味です)がたまっていることで起こる軟らかい肉の部分(歯肉)の腫れ、が歯周病です。

プラークは、食べかすではありません。お口のなかのばい菌が繁殖して、歯の表面にべたっと着いたもので、ばい菌の固まりです。「ばい菌があることで歯肉が腫れている」というのが歯周病です。プラークは、食べなくてもついてしまいます。いったんきれいにしても、1日たつと新たなプラークがついてきます。プラークがついたままになると、歯肉が腫れてきます。
ここでいう「腫れ」は、膿がたまってぷっくりふくれている状態とはかぎらず、歯肉が赤みをおびたり、少し触っただけで、簡単に血がでてしまう状態です。この腫れが続くと、歯にくっついていた支え(歯肉や骨)が壊れ始め、歯周病が進行していってしまいます。

骨は、腫れの強い歯肉のすぐ近くにはいられないので、そこから逃げるように、自分で吸収しはじめてしまいます。骨が減るのは、歯周病が進行した結果で、問題なのは、歯肉が腫れている(炎症がある)ことです。

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