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第5回ヤン・リンデ国際シンポジウムに参加しました。

[2018.08.19]

こんにちは。冨岡歯科医院 院長 冨岡栄二です。

2017年5月5日、6日に、スウェーデン イエテボリ大学で開催された第5回ヤン・リンデ国際シンポジウムに参加しました。

 

ヤン・リンデ名誉教授は、私が3年間の歯周病専門医養成コースを修了したイエテボリ大学歯周病科の名誉教授ですが、歯周治療の世界的権威で、その名を冠したシンポジウムが開かれています。

今回は第5回ですが、毎回、設定された全体の統一テーマにそう形で、各方面からふさわしい演者がご講演、その後質疑応答がされます。今回は、<歯周治療・インプラント治療の未来>というとても難しいテーマでしたが、各縁者の方々は、明快な見解を述べていたのが印象的でした。

各縁者の講演内容は以下です。

<歯周病、インプラント周囲病変の未来>

*歯周病の未来を概観する(Thomas Kocher, Germany)

*インプラント周囲炎の未来を展望する(Odd Carsten Kolsland, Norway)

*歯周病/インプラント周囲炎ー全身の健康の脅威となるか?(Francesco D'Aiuto, UK)

*治療計画における抜歯の基準は、歯周治療、インプラント治療で変わったか、将来変わるか?(Ubele van der Velden, The Netherlands)

*抜歯後の骨の減少を少なくするために、抜歯窩に骨補填材を入れる必要があるか? (Nikos Donos, UK)

*歯周治療における破壊的テクノロジー (Disruptive technologies) (Thomas Flemming, Hong Kong)

*組織工学の概念が、歯周組織再建治療における将来的戦略か? (Giulio Rasperini, Italy)

<デンタルインプラント治療の未来>

*デンタルインプラントの理想の未来とは? (Ann Wennerberg, Sweden)

*審美性が求められる領域の単独インプラント - リスクと恩恵 (Michael Norton, UK)

*審美性が求められる領域の接着性ブリッジ - 現実的な選択肢 (Matthias Kern, Germany)

*インプラント周囲病変を予防することは可能か? (Giovanni Salvi, Switzerland)

*インプラント周囲炎に対する外科処置の予知性は? (Oliver Carcuac, Sweden)

  私がスウェーデンから1998年に帰国してから、早いもので19年が経ちますが、イエテボリ大学を訪れるといつも新鮮な気持ちになります。イエテボリの街並みに身をおくのも心地よいです。

ヤン・リンデ国際シンポジウムについては、以下のWEBサイトからご覧になれます。

http://www.jlsymposium.se/

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