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歯が抜ける?怖い歯周病、歯磨きしているのに治らない?歯周病を治す歯磨きとは?⑥ どのぐらいきれいに磨ければよい?

[2015.11.25]

こんにちは。冨岡歯科医院 院長 冨岡栄二です。

 プラークが残っているかどうか、どうやって確認する?

 院長ブログ 歯周病を治す歯磨きとは?⑤で、プラーク(歯垢)があるかどうか、どうやって確かめるかお話しました。プラークは、ぱっと見ただけでは、分かりにくいですし、お口のなかは、鏡をのぞいても、見えないところが多いです。プラークがきちんと落とせているかどうかは、是非、歯医者さんでご確認下さい。歯医者さんでは、プラークに色をつける染め出し液を使ったり、実際に歯の表面をこすってみたりすることで、プラークがあるかどうかを確かめます。歯周病を治す良い歯磨きのためには、すみずみまできちんと確認することが必ず必要です。

では、お口全体のプラークがどの程度おとせていれば、良い歯磨きでしょうか。

プラークの記録の取り方(プラークスコア)

 歯科医院で歯磨きの確認をさせて頂いた時の記録の取り方は、下のようです。染め出しや、歯の表面をこすってみて、全部の歯の周りのプラークを確認します。

歯の付け根の赤いところには、プラークが付いています。

 1本の歯の周囲ぐるっとを、4つの面に分けて、それぞれの面(歯の付け根部分)にプラークがあるかないかを記録します。4つの面とは、その歯の、前側(中央より)、外側(頬の側)、後ろ側(のどの側)、内側(舌のある側)です。上の記録図の例では、2桁の数字がそれぞれの歯につけた呼び名の番号です。親知らずは生えていないということで、グレーで塗りつぶしてあります。それぞれの一つの四角が一本の歯で、それを、4つに区切ってあります。それぞれが、1本の歯の4つの面に相当します。この例では、合計28本x4面=112カ所のプラークの記録をとっています。プラークがついていた場所をグリーンで塗ってあります。この例では、3カ所にプラークがありましたから、プラークが付いていた面の割合は、3/112=2.7%となります。この割合を<プラークスコア>と言います。

どこまで落とせていれば良い歯磨き? まずは、プラークスコア20%以下、目指すは、プラークスコア5〜10%以下!

 良い歯磨きとして、まずは、プラークスコア20%程度が、一つの目安と考えられます。25本歯があるとすると、25本x4面=100カ所のうち、20カ所にプラークが付いている状態が、プラークスコア20%となります。さまざまな歯周病治療の効果を調べる研究をするとき、プラークがたくさん残った状態では、きちんと治療効果が判定できませんから、この程度以上の水準が基準とされることが多いです。ご自身の普段の歯磨きが、どの程度のプラークスコアかは、歯医者さんで、確かめて頂きたいと思います。気をつけて磨かれていても、意外と多く残っていることが多いものです。

 歯周病の問題が進行してしまっている患者様の治療を実際におこなう際には、出来る限り、プラークがない状態を目指したいところです。この様な患者様では、プラークスコア20%というのは、もう一段階上を目指したい、、といった所です。できれば、コンスタントに10%以下、もしくは、もう少しがんばって5%以下を保てると、とても良いです。この水準では、お口の中、歯の周りには、いつもほとんどプラークはなく、歯も歯肉も本当にきれいです。実際にこの水準を長年保たれている患者様が多くおられます。皆さん、歯周病は改善し、良い状態を長年保って頂けています。

 毎日よい歯磨きを続けるのは、根気がいることかも知れませんが、習慣になってしまえばそれ程大変でない、という方が多くいらっしゃいます。歯を守るために、少しずつでも理想の歯磨きを実践して頂ければと思います。当院では、そのお手伝いをしっかりさせて頂きます。良い歯磨きの効果は絶大です!!(歯科医院での処置も必要です)

 

 

 

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