日本オッセオインテグレーションアカデミーにて、再生療法につき講演しました
こんにちは。冨岡歯科医院 院長 冨岡栄二です。
ソフィアインプラントセンター(名古屋)所長であり、日本オッセオインテグレーションアカデミー(Japanese Academy of Osseointegration: JAO)の会長である村上斎先生からお招き頂き、2018年7月29日に名古屋にて講演させて頂きました。
JAOはニューユーク大学でインプラントを学ばれた村上斎先生らが、1995年に設立されてから、長年にわたり研修会や公開講座の開催などの活動をされている会です。
村上先生とは、私が1998年にスウェーデン イエテボリ大学から帰国し、米国歯科大学院同窓会(JSAPD)に入会させて頂いてからお付き合い頂いています。
講演では、「骨縁下欠損に対する再生療法」のテーマで、約5時間にわたりお話させて頂きました。
衛生士さんも参加されるということで、再生療法に至るまでの基本的な治療についてもお話いたしました。歯周病の治療では、感染のコントロールがもっとも重要な部分であることは、一貫しており、その意味では、基本治療も再生治療も根底にあるものは共通と言えます。
再生治療に関しては、使用する材料などだけのことではなく、歯周治療の概念や歯周組織が本来持っている生物学的反応を理解しておくことが重要と思われます。その意味では、再生療法を成功させるためには、正しい判断に基づき、歯周治療の基礎となる処置をいかに質高く行うか、行えるか、がポイントと言えます。
各先生には、前夜の懇親会から、宿泊、当日まで、随所でお気遣い頂き、楽しく心地よい時間を過ごさせて頂きました。