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歯周病と全身の病気

歯周病をおこすばい菌や、歯肉の腫れ、が全身に影響を与えている可能性があり、歯周病は、歯肉だけのことではないかもしれません。

歯周病に悪い影響があると考えられる項目はいくつかありますが、強い関連があるとはっきりいわれているのは、タバコと糖尿病です。

タバコを吸われていると、歯周病が進んでいることが多く、歯周病の治療ができないわけではありませんが、治療に対する反応がやや鈍くなります。タバコは吸われないようお勧めします。

糖尿病は、治療を受けて状態が安定していれば、糖尿病でない方と同程度の治療結果が得られます。状態が良くない場合は、歯肉だけでなく、他のさまざまな合併症をおこし、大きな問題となってしまいますので、糖尿病は、早期にしっかり治療を受けられることを強くお勧めします。

近年、歯周病が、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、低体重児早産、誤嚥性肺炎など、全身の病気と関連があることが分かってきています。糖尿病については、糖尿病がある方は、歯周病が進行している場合が多いこと、歯周病が糖尿病に悪い影響をあたえること、また、糖尿病治療をおこなうと歯周病に良い影響があり、歯周病治療をおこなうと糖尿病に良い影響があることも分かってきています。

 歯周病と全身疾患のリスクについて、この分野の世界的権威オッフェンバッハー先生がお話しされています。このリンクからご覧ください。

http://www.mouth-body.com/special/index.html?_ga=1.177366502.2127910797.1451573907

 

専門的な内容になりますが、日本糖尿病学会発刊の「糖尿病診療ガイドライン2016」の中でも、糖尿病と歯周病の関連が述べられています。以下のリンクでご覧になれます。

http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/GL2016-13.pdf

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